自分のDV性

先日、再放送されていたドラマを見た。
彼氏が彼女に暴力をふるう。自分の管理下に置きたいがゆえ、思い通りにならなければ暴力をふるう。けれど、愛している。とても・・・。暴力をふるったあと、「もう絶対にしない」と本気で謝っている。けど繰り返す。彼自身、愛し方がわからず、彼女を自由にするために、自分で自分の命を絶つ・・・というもの。
見ていて、気分のいいものではなかったし、不器用すぎるやろ!と突っ込みたくなるところ満載だった。


けれど、自分が実は同じことを息子にしているんだと気づいてしまった。自分のDV性に気づいてしまったときのゾッと感。こわかった・・・・。
実際に暴力をふるうわけではなくても、言葉で、行動で、同じことをしている。
息子じゃない相手に同じことをするか、例えば旦那さんとか、兄妹とか。
きっとしない。
息子だから、自分より弱い人(と思い込んでいる)だから、自分の思い通りにしたくて発する言葉の数々・・・。

そして、寝入った彼の顔を見て、「あ~ごめん。なんてこと言っちゃったんだろう・・・」を繰り返す。だって、心から愛しているから。
ドラマと同じ。


自分が発した言葉の威力を、最近感じる。
過ぎてしまえば、瞬間瞬間はどんどん過去になっていくけど、人の心や記憶に残り続ける。
すみっこにな~んか残ってしまう言葉。

それを幼い頃から積み重ねていくなら、気持ちの良い言葉を積み重ねてあげたい。


自分が発した言葉の意味を、追究してみる作業を意識してみている。
心の奥底でで自分がどう思っているから、その言葉につながっていくのか・・・・。
そしてその思っていることは本当なのか?そうじゃない見方が自分ができたとしたら、どう変わるのか。


自分を卑下するわけではないけれど、私は子育てが下手な母親だと思う。
うまく言えないけれど、未熟なところが本当に多い。子育てをしていて痛感する。

未熟だからこそ、子供に近い感覚も持ち合わせているはずなのに、子供の心に寄り添えない。
甘ったれで、泣き虫なのに、息子のそれには、ウンザリする。
人に共感してもらえるだけで嬉しかったり安心したりするのに、息子の気持ちに共感してあげられない。


そんな私を母に選んできた息子とお腹の子。

すごい勇者だ。

おかげで自分と向き合う日々を送らせてもらえて、今より多少マシな魂を来世に送れそう。

私のところに産まれてきてくれて、産まれてこようとしてくれて、ありがとうございます。




仙台ヨガ部

仙台市泉区にて、子連れOKママのためのハタヨガ、マタニティヨガ、ベビーヨガセラピー、ベビ待ちヨガ、子供と生きる女性のためのヨガをお伝えしています。