不妊治療のこと

現在の妊娠も不妊治療で授かりましたが、息子も治療で授かりました。

結婚前から、多嚢胞性卵巣症候群で排卵しづらいとは知っていました。
不妊治療を始めて、すぐに授かったのですが、残念ながら初期で流産してしまいました。
その後、無事息子を授かることが出来ました。


産後、自然に2人目を授かりたいなぁと夢見ていました。
自分で基礎体温を見て予測するのも難しく、周期もなかなか安定しなかったため、自然妊娠を希望する気持ちと、ついてこない体のギャップに落ち込みました。
自然妊娠に対する憧れは相当あって、ヨガを教えているのに整っていない体のような、「自然派」を良しとする風潮の中、2人目の不妊治療に進めずにいたとき、ある人に言われました。
「不妊治療して授かった息子さんに、何か問題ある?」
いや、ない。全くない。
自然妊娠を良しとするも、ヨガを教えているのに整っていない体だの、私が勝手に思っているだけ、考え方だけで、それが自分自身を苦しめていたと気づきました。


旦那さんともたくさん話し合い、治療に進むことにしました。
タイミング療法で、卵胞を育てる注射、排卵誘発の注射で5周期ほど経過しましたが、妊娠せず、先生から、自己注射を勧められました。3日おきに病院で卵胞を育てる注射をするよりも、毎日少量を注射したほうが、卵胞が育つのではないか、ということでした。

自己注射・・・・自分で注射するの、こわいなぁと、あまり気が進みませんでしたが、本当は治療がステップアップするように感じられたから、気が進まなかったんだと思います。

結局、可能性があるなら・・・と、自己注射をすることに。

最初はこわくて手が震えましたが、針はものすごく細くて、痛みはほとんどなし。
慣れてきたら、意外と平気でした。


そして、この周期で見事授かることが出来ました。
自己注射、やってよかった!


今回の妊活は、自分の意志が導いたものだな~と感じています。
妊活の最大の敵は、精神的ストレス。
体温に一喜一憂したり、体調の変化に敏感になりすぎて勘違いしたり、検査薬の結果にガッカリしたり・・・・。ジェットコースターのよう。
最初はジェットコースターに乗ってしまったけれど、ゴールを見据えることにしました。
私のゴールは、陽性反応を見ることではなく、赤ちゃんをこの手に抱っこすること。検査薬の結果を見ることも、月のモノがきてしまうことも、すべては過程だと。だから、例え卵胞の育ちが悪くても、検査薬が陰性でも、それすらゴールに向かうための過程だと思うことにしました。一喜一憂あまりしなくなり、イメージするところはひたすら赤ちゃんを抱っこするところ。
そして、スマホの待ち受けは、息子を授かった時に大きくなったお腹を撮った写真にして、過程もイメージしました。


ちょうどその時期、周りから続々と妊娠報告が舞い込み、私は嬉しくて仕方ありませんでした。妊娠のエネルギーがこちらまで流れてくるようで、心から喜んでいました。
自分の妊娠も近いなぁとぼんやり思っていました。
だから、自分の妊娠はもちろん嬉しかったけど、やっぱりな~そうなると思った!って、自分が引き寄せた結果が嬉しかった。


妊活している方で、不妊治療に一歩踏み出すことを迷っている方、けっこういると思います。自然妊娠への憧れや、どんなことをするのかわからない不安、内診がイヤ、など、理由はいろいろかと思いますが、もし、一歩踏み出したい気持ちが強いのであれば、不妊治療専門医に行かれることをおススメします。信頼できる先生に出会ったことは、今回の妊活でよかったことのひとつでした。
また、旦那さんとたくさん話し合ったことで、息子が産まれてからちゃんと旦那さんのことを見れていなかったんだなぁと感じました。モヤモヤすることを言い合って、同じ方向を向けたことは、何より心強かった。


今授かりたいと頑張っている方に、赤ちゃんがやってきますように!!

いろんな経験をされてつらい今を過ごしている方もいるかもしれない。どうか、希望を捨てずに、前に進んでください。「今」を生きてください。





仙台ヨガ部

仙台市泉区にて、子連れOKママのためのハタヨガ、マタニティヨガ、ベビーヨガセラピー、ベビ待ちヨガ、子供と生きる女性のためのヨガをお伝えしています。