結婚する息子への手紙
息子が私の手帳をあさっていて、渡してきたのは一通の手紙。
あ~、ちょっとだけ忘れてた。
息子がお腹にいるときに、まだ見ぬ我が子が結婚するときに渡したいな、という想いを綴ったものでした。
気が早すぎるだろう~、と思うけど。
結婚するかどうかもわからないのにね。
私にとって子供というのは、いずれ自分から離れていくものだ、ということを産まれる前から感じていたんだろうね。自分も親から巣立ったように、いずれ息子も巣立っていくこと。
そのときに、自分が伝えたいことは何だろうって、お腹の息子に想いをはせた。
息子は今、2歳6ヶ月。大体コミュニケーションが取れるけど、わかってもらえないこともあったり、自分でやれること、やりたいこと、やれないこと、やれるのにやりたくないこと、など、少し難しい時期。私もついイライラしてしまって、怒ることも増えてきた。
そんな時期に読んだ息子への手紙。
妊娠したときの喜び
どんなに多くの人があなたの誕生を待ち望んでいたか
私たちを選んでくれてありがとう
まだまだ未熟な親で、理不尽なことで傷つけるかもしれないこと
ずっと君の味方でいること
君自身を好きでいてほしいこと、大切にしてほしいこと
そして誰かを大切に、幸せにしてほしいこと
この手紙を渡す頃には、1人の大人同士として、向き合っていたいこと
君の魂がずっと輝き続けていくことを願っていること
などなど、この想いは今も変わりなくて、妊婦だった頃の私が、今の私を励ましてくれたような、大切なことを思い出させてくれたような気がして、大号泣していました。
息子はそんな私を見て、「大丈夫?」と心配していました。
お腹の中にいた子が、こうして私を心配してくれるようになるなんて、何だか不思議で嬉しくて、ありがたかった。
日々は大変。
でも、忘れちゃいけないね。
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