ココロの電話
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仙台市泉区でヨガクラスを開催しております、仙台ヨガ部のはらだひろこです。
子連れで来れるヨガを中心に、女性のライフスタイルに合わせたヨガをお伝えしています。
先日、普段見ない時間帯にやっている子供番組を見たときのこと。
小学生が学校で劇の練習をしているときのこと、ある子がなかなかセリフを覚えてこない。
いつもその子のセリフで練習が止まってしまう。なんであの子はセリフを覚えてこないんだ!?となっている主人公。そこで、夢の中でその子に本当の気持ちを聞いてみよう、とココロの電話をかけることに。
主人公「どうしてセリフを覚えてこないの?」
ある子「みんなに迷惑をかけてるのはわかっているんだけど・・・覚えようとはしてるんだよ」
主人公「でも、覚えてないんだから、努力が足りないってことでしょ?」(キツイ一言~。でもこれが本心だよね)
ある子「・・・そうだよね。うん、もっと頑張るよ。でも・・・・ぼく・・・文字を読むのが苦手なんだ。台本を見ると、自分以外のセリフも書いてあって、自分のセリフを見つけるのもやっと。ひとつひとつ、文字を読んでみて、それからつなげて読んでみて、やっと意味がわかるんだ。毎日家に帰ってからも、休みの日も何時間も台本を見て覚えようとしてるんだけど、なかなか覚えられなくて。」
主人公「!!!!!そぉだったのかぁぁぁぁぁ!!!!」
ココロの電話のあと、主人公はその子のセリフを減らし、得意なアクションシーンを増やす、という提案をしました。
真実は、主人公が想像していることを越えていて、「努力が足りない」なんて、とんでもなかった。自分が見えていることって、真実のカケラ。一部分にしかすぎない。
自分の価値観、知っていること、それだけで物事を見て判断して決めつけること。
それは、自分自身の可能性を閉じていくことにもなるんだなぁと改めて感じたのでした。
大人にも、ココロの電話がかけられたらいいのに。
大人こそ、ココロの電話が必要かもしれない。
大人こそ、想像力をもっともっと働かせたい。自分が知ってることがすべてではないこと。
大人だからこそ、できたら話をすること。想像は想像にすぎない。真実を知ることで、主人公のように、新たな行動ができる自分を発見できるかもしれない。
また、ある子供番組で流れている歌
「みんなちがって みんないい」
みんなが同じだったら、それこそつまらない世界。みんなちがってるから、今日も世界はうまいことまわっている。
私たちが目に見えているものって、存在しているもののうち、ほんの1~2%しか過ぎないんですって。
99%のこと、モノが見えてないって、どんだけ見えてへんねん、そんなんでよう生きていけてるわ!と思うけど、目に見える=視覚的に確認できること、と思っているからだろうなぁ。感じること、感覚的なものが99%の多くを占めるんではなかろうか。ここらへんの世界観は詳しくないから、知ってる方がしたら「違ってますよ」と言うかもしれませんが(笑)
死ぬまでに、見えてない率97%くらいにならないかなぁ。見たい!と思ってる人には見えなかったりのが、ニクイところ。
話はそれたけど、私たちの悩みの多くは人との関わりから生まれることがほとんど。
「おや?」と思ったとき、ココロの電話がかけれたら最高、直接話せたらもっと最高!そうもいかないとき、自分の中で乗り切る方法のひとつとして、自分の考えの範疇以外のことがあるのかもしれないな、何か困ってるのかな、って思えたら。子供たちが人との関わりで困っていたら、そんな風な見方を伝えられたらいいな。
写真は、七北田公園。2人とも砂場をこよなく愛す。
家から歩いて子供の足だと30分くらいかかったかな。抱っこ抱っこな息子も、文句言わずに歩く、娘もチビっこのわりに頑張って歩く。安全を見ながら、楽しみつつ、怒りつつ、私も頑張った(笑)
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