春休みの親子げんか
仙台市宮城野区幸町と泉区将監でヨガクラスを開催しております、仙台ヨガ部のHirokoです。
子連れで来れるママヨガを中心に、女性のライフスタイルに合わせたヨガをお伝えしています。
幼稚園に通う息子が春休みに入って1週間、ついに今朝、我が家が炎上しました・・・・。
エネルギーがあり余った5歳児。1歳の妹のおもちゃを奪う、突き飛ばす。もちろん妹も悪いことも多々あるんですが、弱いものが泣く・・・。
「俺やってないよ」
息子のこの一言、ついつい怒ってしまう私も悪いんだけれど、私気に入りません・・・。
やってないよ、じゃなくてさ!!やってないなら、なおのことまず「大丈夫?」とか、そういうんでしょうが!!と思うわけです。
そして、彼のおもちゃがどんどんリビングを浸食していくことによる私のストレス・・・。
次から次へとおもちゃの間を飛び移り、「片付けて」何度も言うも、なかなか伝わらず。妹も、ソファに水をぶちまけ、それを笑いながら追い風を吹かせる兄・・・・。ついに私の堪忍袋の緒が切れました。
自分でもびっくりするぐらい大きな声で、
「ええかげんにせぇぇぇぇ」
子供たちビックリ・・・・。大きい声は今に始まったことじゃないけど、それにしても大きかった。
たしかに、今朝いきなりキレたわけではなく、感じてました、予兆。
だから、朝ご飯を食べながら、「今日は怒り顔やめよう」と顔をむにむにマッサージしていました。それを見ていた息子、私のキレたタイミングで、
「今日は怒らないって顔のマッサージしたんじゃないの?」
ッチ~ン!!!!
「誰が怒らせとんじゃーーーーー!!」
怒りのおさまりどころがなく、このまま一緒にいたら、怒らないでいいのに怒ってしまいそうで、幼稚園に電話して、お預かりしてもらえないか相談。なんと、私はすでにお預かり予約していたらしく、そのまま幼稚園に送り届けました。お互いにニコニコで再会しよう、と別れました。
いろいろ用事を済ませて、お昼ごはんを食べていると、娘まもなく2歳も手づかみ食べが止まらず、少し気になっている私。兄はけっこう早めにカトラリーを使いこなしていた分、余計にね・・・。(調べてみたら、3歳くらいまで手づかみとカトラリー併用も、とあったから、気にすることなかったね。ってか、目の前の子のやりたいようにさせてあげりゃーいいだけ)すでに怒りスイッチが半分入ってるようなもんな今日の私。思わず、娘の右手をパチンと叩いてしまったのです・・・(泣)あ~、やってしまった。ついに手をあげてしまった~。息子のお迎え時間もせまっていて、焦りもあって、なんだかスイッチが入ってしまった。結局、私がしていることも息子と同じ。思い通りにならないから、怒る。
たしかに娘、イヤイヤ期に片足突っ込んでる状態で、ややこしい時期。こちらをイラっとさせる言動があるのはたしかで、息子の気持ちもわかるんです。
そして、怒りモードのままお迎え。心からのニコニコでの再会は、できませんでした。
帰宅してから、朝からの怒り状態な心身にグッタリしてしまった私は、しばらく横になって休憩。再び、息子と娘のモメゴトが始まり、再び私、ドッカ~ン・・・・
もう疲れすぎて、しゃべりたくなくなりました。怒る気も失せた、というやつ。
私は貝になりたい・・・・
だんだん、母の様子がおかしいぞ?というのに気づき始めた息子、様子をうかがいにキッチンへ来る。話しかけてくるも、ぶっきらぼーな私。ちょい知らんぷりを決め込んでいました。こうやって話しかけてくれるときが、気持ちを立て直すチャンスなのに、全然そんな気も起らず、2回ほどチャンスを逃しました。
しかし、お願いもしてないのに、暗くなったからカーテンを閉める、加湿器の水を入れようとする、言ってもないのにさっさとお風呂に入る、おかわりのご飯を自分でつごうとする、ふりかけを自分でかける(引くくらいかけすぎて結果怒られる)などなど、まぁ、私が怒っているからだろうけれど、驚きの行動を見せたのでした。褒めたいこともたくさんあったけど、言葉がうまく出てこず。
息子がオネムタイムになってから、果たしてこのまま明日を迎えていいんだろうか、ちゃんと話し合ったほうがいいんじゃない?ってなり、なんで私が怒っているのか、明日はどうしていこうか、と話し合いました。結果、いつも私が怒っていることは、あまり聞いていなかった、ということが判明。衝撃。
でも旦那さんにこのことを言うと、「オレの言うことも聞いてないよ」とあっさり。経験値がないから、危機管理もわからない、何度も言う、怒るしかないんじゃない?と。怒らないなんて無理でしょ、と。何だか達観してらっしゃるのね・・・こちらのモヤモヤがさっさとどっかに行っちゃうかんじ・・・。
そして、
息子「ぼくは怒られたくない。もっと褒められたい」
私「でもね、褒めるってことは、知らんぷりしてたら褒められないんだよ。いつも見てるから、褒められるし、怒れるんだよ。君は、怒られたくないって言うけど、褒めるところだけ見るなんて、そんなことできないよ。怒られたくないなら、君を知らんぷりするから褒めることもできないけど、いい?」
息子「・・・そうか・・・・褒めると怒る、セットなのか」
私「そうなんだよ。でもね、さっき知らんぷりしてるとき、すごいしんどかったよ。ほんとは気になってしょうがないのに、褒めてあげたいこともたくさんあったのに、知らんぷりしてるのはイヤだったよ。2人のことが大好きだから見ちゃうし、怒りたくなるんだよ。どうでもよかったら、さっきみたいに知らんぷりするよ。どうでもよくないから気になるんだよ。」
息子「そっか、知らんぷりはしんどかったんだね」
私「でもね、怒られたくないって、さっきも一生懸命いろいろ頑張ってやってくれてたけど、怒られないようにいい子でいようとしなくていいんだよ。褒められてばっかりの子なんて、気持ち悪いじゃん。子供らしくない。子供は怒られるものよ、お母さんは怒るもの。だから、明日からもあんたは元気に怒られなさい」
息子「(爆笑)」
こんなかんじで、明日からもこれまで通り、怒ることになりましたとさ。
仲直りして今日が終われてよかった。
しかし、疲れた・・・・。怒りは体に毒です。これまで5年間言ってきたあれこれ、あんまり聞いてなかったという事実に、今更ながら面食らったわ。
春休み初日、お友達と動物園に行ったときの写真。
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