お金のはなし
4歳にお金の話をしました。
きっかけは、水道代が少し上がった気がしたから。冬になって、シャワーの水を出しっぱなしで洗うことが増えて、特に息子は洗いもしないのに出しっぱなしのことが多い。自分も気をつけようと、息子にもそのことをシェア。
しかし、シャワーヘッドから出てくるお湯とお金がイマイチリンクしてないらしく、私が言ったことを覚えてない…。男子あるあるかもしれぬが、自分が話したことがスッポーンと何にも入ってない様を見ると、腹が立ってきた。あんたアホかぃ?
そこで出てきたのがコレ。
私もヒートアップしてしまった&息子も怒られ気持ちしょげる状態だったけれど、図を書きながら、
「おかねってどこからくるんだろう?」
「ととはなんで毎日お仕事してると思う?」
「電気にもおかねはらってるんだよ」
「もしおかねがなかったら…
家に帰っても電気がつかない、手を洗おうと思ってもお水が出ない、お料理したくても火がつかない、スーパーに行っても何も買えない、幼稚園にも行けない、ガソリンも入れられない、どうしよっか?」
などと話していると冷静になってきた。
ここらで、「おかねがない」「なくなるからお大事にしよう」みたいな話の方向はちょっと違うな、と軌道修正。
私「シャワーをいっぱい出したら、その分お金がかかるわけで、おもちゃを買うお金も少なくなるかもしれないよ。欲しいものにお金を使うために、君ができることはなんだろう?」
息子「お年玉で払うのはどう?」
私「いいの?使って。
シャワーは出しっぱなしか、そうじゃないかはどっちがおもちゃにお金使える?」
息子「そうじゃないほう!」
私「母ちゃんはお金が大好き。すごく欲しいなーと思うものを買うためにお金を使いたいな。欲しいものを買うためには、お金と仲良くなってほしいんだよ。どうすればいいと思う?」
息子「ぎゅーってするとか?」
私「いいね!」
息子「一緒に遊ぶのは?」
私「お金はおもちゃじゃないから、ホンモノのお金を使って遊ぶのはダメだけど、本当に欲しいものを買うことでお金は喜ぶかもね。
母ちゃんは、ありがとうって言うのがいいんじゃないかと思うよ。」
息子「いいね」
私「電気さんありがとう、水道さんありがとう、お金さんありがとうってね。ありがとうって思い続けてる限りお金はなくならないから大丈夫!」
まさかシャワー出しすぎ問題から、こんな話になるとは…。話しながらちょっと耳が痛くなることもあったけど、お金を使わないのではなく、本当に欲しいものに使うこと、ありがとうの感謝を持ち続けること、お金をイキイキと使って循環させていくことなど、改めて感じたのでした。
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