息子転園しました
ご無沙汰しております~。
ブログをのぞいてくれてる方、何度見ても更新されてないわ~、おもんないわ~と思われたことと思います。ホンマすんません。もうね、一日を終えることに精一杯な1カ月でした。
2月から息子の幼稚園、変えました。転園です。
9月から通い始めてまだ5カ月しか経ってないんですが、え~い!変えてまえ~と。
理由は、息子が幼稚園行くのを嫌がっていたから。
そんなのあるよ~と思われる方たくさんいると思います。多くの子が行きたがらない時期があるとも聞きます。だから、頑張って行きなさい、と言うこともできるけど、3歳から「頑張らないといけない」「周りと同じようにしなきゃいけない」「イヤなことでもやらなければならない」と大人が設定していくことが本当に子供にとって良いことなのかどうか、わからないなぁと思いました。
泣きわめいて嫌がるわけじゃないけれど、毎朝息子がボソっと「行きたくない・・・」「今日はお休み?」と言う。その気持ちをわかってるよ~って言いながら息子の意志と反することをし続ける毎日。人生は楽しい!って教えたいのに、まだ3歳の狭い世界で息子は毎日重い気持ちを引きずって幼稚園に行ってることが、スッキリしない私。
未就園児クラスでお世話になっていた自由保育の幼稚園の先生に相談しました。
今の状況ですぐ転園と考えるのも少し焦燥な気もするけれど、ひとまず今のところその幼稚園では空きがないとのこと。姉妹校なら空きがあるから見学に行ってみたら?と。園長先生にもお話を聞いてもらい、「どの園に行っても行きたくない、と言いだす時期はあるかもしれないけど、お母さんが引きずってでも連れて行きたい園かどうかじゃない?」と言われ、転園を決意しました。
見学に行ってから、3日後、入園の手続きをしていました。
毎日通う幼稚園、今までは園バスを利用していて、家の近くまで来てくれるので近場の行き来だけ、お迎え時間も遅めでしたが、転園先は車で片道20分、お迎え時間もこれまでより1時間半も早く家を出なくてはなりません。保育料も上がるし、良い条件ばかりではないけれど、1ヶ月通ってみて、転園してよかったと心から思います。
肝心の息子は、今のところは毎日楽しく通っています。お友達もすぐにできて、どんどん名前を覚えて、いろんなエピソードを持ち帰ってきます。
私も送り迎えのため、同じクラスの子やママたちの顔と名前を覚えることができて、これまでよりも息子の幼稚園ライフにしっかり関わっている実感があります。
園での様子を先生が細かく報告してくれるし、何より、親の目からみると一見面倒でイヤに思うことでも、先生たちは「自分を表現できるようになってきた」「わがまま言えるようになってきた」と捉えてくれるので、私自身の捉え方も変わってきたように思います。
大きな変化は、少し遅れたイヤイヤ期のような「イヤ」が増えたこと。
一般的にくるイヤイヤ期の時期に、ヒドイイヤイヤがなかった息子。多少はあったけど、困った記憶はあまりなく、どうやら私が言わせてあげられてなかったんだなぁということに気づきました。だから、今言えてることはすごく健康的なことで、当たり前のことなんだと思えるようになりました。もちろん、イラっとすることもあって怒ったりもしますが、心のどこかではこれでいいんだ!とほくそ笑む私がいます。
そして、思い通りにいかないことがあったとき、気分を変えるまでの時間が短くなったように思います。違う方法でやってみよう、違うことをやってみよう、と思えるようになってきたのかもしれません。
もちろん、まだまだ未熟なところもたくさん。うまくできないときにモノを投げることはあいかわらずですが、幼稚園の先生が、「自分の気持ちをどう表現していいかわからずに、投げることで表現している」と話していたのを聞いて、前は「投げる」という行為を怒りがちでしたが、見守ることができることも増えてきました。モノを投げることで人に当たったり、別のものに当たって壊してしまったりするのはNGなので、そこは怒ります。でも難しい・・・・。
冬でも水遊びをしたり、泥んこ遊びをして、何枚も着替えを持って帰って来たり、長靴が泥だらけだったり、おかげで車の中も泥だらけ。私の仕事は増える一方ですが、それでも息子の生き生きした姿を見るのは嬉しい。
自由保育を好きなママが来ているので、なんとなくママさんたちの雰囲気も近しくて、居心地がいい。ママたちの活動も盛んで、いろんな講座が開催されていて、私も興味がある講座や給食のお手伝いに参加させてもらっています。
今回の転園、息子のためにもよかったけれど、私自身のためにもなりました。
思考ではなく、心で感じたことを優先して決断できたことは、私の自信になりました。
忘れていた感覚を取り戻したようなかんじ。
息子の習い事で仲の良いママたちに息子の幼稚園のことを相談したことをきっかけに、周りが自分の進む方向を示してくれたようなかんじでした。ご縁は本当にありがたく、おもしろい。だから人生って楽しい♪
自分の居場所はいつでも変えられる。これから子供たちが成長していく過程で、どうしてもその場所が苦しい、つらいようなことがあったら、世界はここだけじゃなくて広いんだよ、違う場所もあるんだよって示してあげられたらと思います。
そんなわけでバタバタの新しい園生活。生活のまわし方をいろいろと試しながら過ごしているところです。
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