主語を「私」に変えてみた
最近の息子、ちょっと気に入らないとモノを投げる・・・・。
レールをつなげていたけどうまくつながらない→レールを投げる
電車の連結がうまくできない→電車を投げる
クレヨンが箱にうまくしまえない→クレヨンを投げる
ってな具合。そのあと、泣きながら駆け寄ってきて「抱っこ~~~~」となるわけですが、こっちとしては、「あ~よしよし」みたいな気持ちにはとてもなれなくて、抱っこする気が起きない。だって、投げてほしくない、おもちゃ。
モノを投げられるとついつい言いたくなるのは、「投げる=ダメ」ということ。
「なんでそんなことするの?」
「なんで投げるの?」
「おもちゃ投げるなら、もうおもちゃいらないんだね!」
「もうおもちゃ買ってあげないからね!」
こんなことを言って、モノを投げなくなるか、というと・・・・そうじゃない。
次の日もまた投げる、投げる、投げる・・・・・・
全然伝わってない。はぁ・・・・。
そこで言い方を変えてみる。
投げて終わるまで待つ。それから、
「レール投げたら、レール上手につながる?」
「クレヨン投げたら、クレヨン箱に上手にしまえる?」
と聞いてみる。
すると、泣きながら、「投げてもできない~~」と理解はしている。
「じゃあ、投げるのやめようよ。投げられたおもちゃ拾ってきてあげて。痛かったよ~。」
「ごめんね~おもちゃ、〇〇くん、乱暴だからもう遊びたくなくなるよねぇ・・・・」
などなどしゃべり続けていると、しばらくたって拾いにいくときもある。
しか~し!!!今日は、主語を変えてみた。
「母ちゃん、おもちゃ投げられたら困るんだよ。おもちゃ壊れたらもう〇〇くんに買ってあげられないもん。〇〇くんがもうおもちゃで遊べなくなるなんて、母ちゃん困るなぁ。悲しいなぁ。」
すると、泣きながら私にしがみついていたのに、一瞬泣き止んで「え?母ちゃん困るの?」的な顔で私を見る。お????なんだ???こっちがビックリするやないか。調子に乗ってたたみかける。
「母ちゃんを困らせないでほしいなぁ。拾ってきてあげてよ~。拾ったら、歯磨きして抱っこでネンネしにいこう~」
すると、これまでで一番早い立ち直りを見せ、拾いに行ったのでした。
これまで何度か、主語を「I」にするっていうのは聞いたり見たりしていました。
「どうして(あなたは)お片付けしないの?」→「母ちゃんはきれいなお部屋がいいなぁ」
「どうしてオシッコ言わないの?」→「オシッコ出るとき言ってくれると母ちゃん嬉しい」
など、日々の声がけの中で変えていけることはあるなぁと思います。
実践してみると、息子の反応にこちらがビックリ、今度はどんな反応するんだろう、とワクワクします。おもしろいですね~。
0コメント